異世界ものをジャンルと思っている人がいるが、厳密には違う。異世界というは舞台に過ぎない。お話の舞台として、現実世界と異世界という2つの種類があるだけだ。現実世界を舞台にしたものを「現実もの」とは言わないだろう。異世界ものを異世界ものと呼ぶなとは言わないが、これをまとめて一つのジャンルに押し込むのは間違っている。
つまり、以下の図は間違っているということだ。
正しい図は下のようになる。異世界はファンタジーものだけというわけではない。現実世界とまったく同じジャンルを展開しうるし、展開してきた。私はこのことをABC予想の望月教授の理論から名前を借りて、「異世界タイヒミュラー理論」と名付けた。と、私は『異種族レビュアーズ』を見るまで思っていた。そう、これも間違っていたのだ。本当は、異世界ものでしかできないジャンルというものがある。風俗レビューというジャンルなんて、現実世界を舞台にしたものでは決して成立しない。どう考えても、生々しすぎというか、下ネタすぎというか、通俗週刊誌的すぎて、誰にも受け入れられないだろう。しかしこれ、異世界だと成立する。それが『異種族レビュアーズ』だ。
いや、これ作った人そこまで考えてないかもしないが、これを見たわれわれはそこまで考えないといけない。というか、『異種族レビュアーズ』を見て、異世界ものの新しい活用法について目覚めないといけない。
「ハナビラ音頭」

